週末顛末記 巻ノ参
「なんだよ、関東全然寒いよ。半袖なんて誰も着てないよ。」
平塚競技場に着いて開口一番の小兄のコメント。
当たり前だ
いかに南関東とはいえ10月。
長袖を着てきた筆者ですら少々の肌寒さを感じるなか、何故か小兄だけが半袖。
周囲は既に枯葉が風に舞う風景だというのに半袖。
見ているこっちが寒いわけだが。
さて、平塚競技場のバス降り場で大兄を待ち3人で平塚競技場へ。
筆者にとってはいつもの平塚ではあるものの、兄達にとっては全てが珍しいものだらけ。
お手製のスタメンボードやご自由にお取りくださいと並べられた過去のマッチデイなどなど…
中でも
「か、かわいい!」
「一人だけ手書きってシュールだな」
「これはもう応援せずにはおれん!」
それはスタメンボードの控えの所に貼られた手書きのアマリウドのプレート
しかもこの手書きプレート、名前だけでなく他の選手は写真が貼られている個所も適当に手書きで描かれているものであった…。
しかし、彼は控えのDF、怪我が無い限りはまず出場は無いかと…
無いかと…思っていたのだが、まさか出場するとは…
これもすべて兄達のアマリウドに注がれる熱い視線の賜物であったのだろうか…
試合についてはほぼ割愛。
ええ、圧倒的にゲームを支配、後半開始から暫く経った後も余裕の試合運びで楽勝だと思っていたら気がついたら…
負 け て た よ
ヽ(`Д´)ノウワァァン
…まあ、なんというか、あれだけGK(というかノリヲ)と1対1になってノリヲーラを被弾していたらそりゃ後半になるにつれ徐々にやられているわけで…
ボディーブローのようにじわじわと効いていくノリヲーラの魔力。
恐るべし高橋範夫!!!っていうかノリヲ!!!
まあ、客人を招いての試合観戦。
少なくとも面白い試合であった事だけは不幸中の幸いであった。
これでミス合戦で0-1で負けとかだったら招いた筆者が真っ先にキレそうである。
試合後。
「…さて、それでは本日のメインイベントへと向かいますか!」
目の前の出来事をたった一言でさらりと水に流した筆者は兄達と共にJR、東急東横線を乗り継いで武蔵小杉へ。
…まあ、土地勘の無い二人プラス迷子王のパーティーで横浜駅での乗り換えがスムーズにいった事は正に奇跡と呼べる出来事だったわけだが…
そんなこんなで、三兄弟は恐るべき土地にして、筆者の南関東Jホームスタジアム最後の未踏の地、等々力へ…
まだ続く(薄れゆく記憶を必死に手繰りながら)
ホームタウンで間違えるワケ無いじゃないか!!∑( ̄□ ̄;
投稿: まりの | 2006-10-30 01:03
…おや?
以前に横浜で迷子になりかけてませんでしたっけ?笑
投稿: FOOL | 2006-11-07 22:02